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御代田町なら安心して子育てができる理由②溺死を防ぐ子供の事故防止看板

不慮の事故の中でも恐ろしい「溺水(できすい)」からどうやって子供を守るか?

子供の死亡原因として「不慮の事故」の占める割合は、小さくありません。幸いなことに一昔とは異なり不慮の事故で不幸にも亡くなってしまう子供の数は劇的に減少していますが、ゼロになっているわけではありません。

厚生労働省「人口動態統計」

2016年の子供の死因上位5位(厚生労働省「人口統計調査」)を見てみると病気と不慮の事故が多く、10〜14歳では、自殺という新たな要因が加わります。先天性の病気や悪性新生物などは防ぐのが難しいですが、不慮の事故は人為的な努力によって減らすことができます。実際に不慮の事故における死亡率は1980年の14%(3,851人)から2016年は1.9%(289人)と十分の一以下にまで低下しています。

不慮の事故の内、交通事故と窒息・溺水による死亡が大きな割合を占めています。

不慮の事故の分類

短時間で死に至る窒息死や溺死の恐ろしさ

窒息は、主に呼吸が阻害されることによって血液中のガス交換ができず血中酸素濃度が低下、二酸化炭素濃度が上昇し内臓や身体に重要な組織が機能障害を起こした状態です。それが原因で死亡する場合を窒息死といいます。(Wikipediaより)

小さい子供においては、不慮の事故の大半を占める要因です。何でも口に入れてしまう歳の子供が、異物をのどに詰まらせて息ができずに死亡してしまいます。普通の食べ物でも果物・餅・パン・団子・ゼリーなどは要注意です。また、ビニール袋などを遊び半分で顔に被って息ができなくなるというケースも多いようです。

溺水(できすい)とは、気道内に水などの液体が入り、気道が閉塞することによる窒息の一種。溺水して窒息して死亡することを溺死(できし)と呼びます。(Wikipediaより)

溺水は、本当に怖いです。

非常に短時間で死に至ります。例えば子供が溺れた場合は、溺れる直前に数十秒もがくだけであったり、溺れた状況が理解できず、呼吸もできないため静かに溺れ死んでいく場合もあるとのこと。溺れると低酸素になり心臓が止まります。そして、脳などの臓器が障害を受けます。

溺水を防ぐには、入浴時はもちろん水場近くで遊んでいるときも子供から目を離さないことです。また家では、浴槽やバケツなどに水をためたままにしない、水洗トイレや洗濯機の蓋も開けっぱなしにしないことです。

浸水時間の長さで死亡したり障害が残る確率が変わります

浸水時間が10分を超えるとすばやい救命処置を施しても助からない可能性が大きいです

御代田町の不慮の事故に対する取り組み

窒息も溺水も親の目が行き届いていれば、大半は防ぐことができますが、通学や外遊びなど、子供たちだけで外にいる場合は、子供たちの自己防衛に頼るしかありません。

御代田町では、用水路や水場など、子供たちに危険が及ぶと判断されるほとんどの場所に危険を示唆する看板を掲げています。

はじめて御代田町を訪れた際、1番目に驚いたのは車が歩行者に優しいという点でした。そして2番目に驚いたのが、この「子供の事故防止看板」が至る所に掲げられていたことです。これは、まるで町全体が「子供たちを危険な目にあわせないぞ!」と意思表示しているように感じられましたし、町全体が、常に子供たちを見守っている証のようにも見受けられました。

御代田町の事故防止看板設置場所

御代田町の事故防止看板設置場所の一例

 

みよたまっち編集部では、御代田町にどのくらい子供の事故防止看板が設置されているか、調査してみました。すべてを精査できてはいませんが、ざっと町内を車で回った場合、目につくところは100%設置されていると思われるような状況でした。

御代田栄町付近

御代田栄町付近水路

西軽井沢貯水池

西軽井沢貯水池周辺

豊昇水路

豊昇水路付近

ここまで徹底して看板を掲げていれば、子供たちも「あの場所は危ないのだな」「この場所では遊んではいけないのだな」と自然と防衛意識が植え付けられるでしょう。

御代田町の小学校に通う生徒達は、他の地域の子供たちに比べて規律正しいと評されています。

これは、町全体で子供を大切に育てていこうという姿勢が、少なからず影響を及ぼしているのではないでしょうか。