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私が軽井沢エリア(御代田町:みよたまち)を移住先に選んだ本当の理由

御代田町に移住した理由

みよたまっち編集長です。

私の移住歴は、2011年6月に東京から静岡県伊東市の「伊豆高原」に移住。陸の孤島といわれている伊豆半島での生活で2人の子供を授かり、その後2017年7月に軽井沢エリアの長野県北佐久郡「御代田町(みよたまち)」に移住しました。生まれ育ちは兵庫県ですので、伊豆高原も御代田町も共に縁も所縁もない場所です。

体よくいえば、伊豆高原へは「妊活移住」、御代田町へは「子育て移住」です。特に御代田町への移住は明確に子育てを目的とし、伊豆高原での移住生活で得たさまざまなノウハウや経験を基に綿密な計画を立てました。

結果的に2回目の御代田への移住は、成功でした。

住む前に想定していたよりも、住んでから実感する環境の良さやストレスなく築けた良好な人間関係など…周りから有形無形のボーナスを頂いてます。

今回の体験談は、移住に失敗しないための参考情報としてご査収ください。

甘く見るのは危険!地方移住の難しさ

さて、10年弱の間に2回も移住した話をしますと、転職とか大変でしたでしょ?といった質問をそこそこいただくのですが、私は20年前から、今でいう「ノマドワーカー」のスタイルで仕事をしていたので、移住した地方でも都内に住んでいた時と仕事は全く同じでしたし、現在もそれは変わっていません。

ですので、移住の最大の問題となる転職や収入の変動がなかったというのと、小さい子供がいる子育て家族の移住であるというのが前提となります。

子育て家族の移住に関しては、下記のような問題が山積しています。

  • 1.地方が自分達に合うかわからないので心配
  • 2.地方には、住みたいと思う物件がなかなか見つからない
  • 3.地方に移住したいけれど、いい仕事が見つからない
  • 4.地方の教育環境は、都会に比べると選択肢が少ない
  • 5.地方だと病院に行くにも車で1時間くらいかかってしまう

などなど、地方には魅力的な環境があるけれど、家族で移住するにはさまざまな問題をクリアする必要があります。

御代田町に移住した私の場合は、下記の様にこれらの問題は偶発的な要素もあり大きな障壁にはなりませんでしたが、一般的にはこれらの問題を解決していく必要があります。

  • 1.「自分たちに合う地域なのか」=>色々なファクトやエビデンスを収集して決めた
  • 2.「物件が見つからない」=>奇跡的に1件目の物件紹介で住宅を購入できた
  • 3.「仕事が見つからない」=>ノマドワーカーなので仕事変わらず
  • 4.「教育環境の貧弱さ」=>公教育のレベルが高いのとオンラインで解決
  • 5.「医療機関の問題」=>先進医療施設がある等、他地域よりも充実

子育て世帯の移住で最も重要なポイント

移住候補地を選ぶ際に、子育て世帯は自分たちに合うという相性の問題の他に、教育環境(学校・塾)と医療環境(病院・クリニック)が加わります。大自然に囲まれたすばらしい環境に住むことができても、子供の学校が遠い、ちょっとした病気を診てもらうために病院まで車で1時間かかるというのでは大変。

また、地域の学力レベルにも気をつける必要があります。私見ではありますが、公教育のレベルが高い地域は、住民のモラルも良好な傾向があると感じます。住民のモラルが高ければ高いほど、各種トラブルや犯罪等に巻き込まれる可能性は低くなります。これは、平穏で幸せに暮らしていくには非常に重要な事です。

子育て世帯の移住を成功させるために、1.自分たちに合う地域か 4.教育環境はどうなのかの2つの問題に関して説明していきます。

自分たちに合う地域を見定める

移住候補地域を決める場合、まず仕事先へのアクセスや趣味・趣向などとのマッチング等で大まかなエリアを決めると思いますが、長く暮らしていく場合、その地に住む人達との人間関係や風習などが自分たちに合うかどうかを慎重に確認する必要があります。

それらを確認するためにはデータを収集することをお勧めします。

例えば…

人口増減率ランキング

地域が閉鎖的かそうでないか確認するために非常に役に立ちます。今の日本は、出生数-死者数がマイナスですので自然に人口が減ります。それ故大半の自治体が人口増減率はマイナスですが、その率が高いほど人口の流入が活発ですので、移住者(転入者)が多い地域であると推測できます。逆に低い率のところは、閉鎖的な傾向の地域の可能性が高いという判断もできます。

移住者を受け入れる風土の有無は、移住後の実生活に大きな影響を与えますのでこの指標は大事です。

ちなみに軽井沢エリアは下図にあるように概ねオープンな風土であると判断出来ると思います。

平成30年中の東信エリア年間人口増減数

交通事故発生件数/発生率

交通ルールの遵守率が高ければ交通事故発生率は減少します。もちろん人口が多く車両数が多ければ事故も起こりやすいという傾向はありますが、それらを踏まえてルールを守るモラルの高い人が多ければやはり交通事故の発生率は低くなります。子供の安全のことを考慮すれば交通事故発生率の高い地域は要注意です。

発生率が0.55%以下なら安心材料の目安になるかと思います。

軽井沢エリアの交通事故発生率は下図の通り。全体的に低くモラルの高い地域であることがわかります。

全国市町村別・事故件数 死傷者数 平成29年版

*交通事故発生率は、事故件数/人口で計算

※自動車保険の料率も地域によって差があるので、こちらも参考ください。

教育環境について調べる

都会では、住んでいる近所の公教育が不十分でもレベルの高い私立の学校を選ぶことができますが、地方ではその選択の幅が狭くなります。従って、なるべく公教育のレベルが高い地域を選ぶのが重要になってくると考えます。

全国学力テスト正答率

公教育レベルが高い地域というのは、総じて住みやすい傾向であると思います。教育を重視しているということは子供への躾もしっかりと行っている証左ともいえます。また、非正規雇用率や離婚件数と負の相関があるという興味深い結果も出ているようです。



さて、2019年度全国学力テスト正答率での長野県の順位は23位。なんとも微妙な位置ですね。とはいっても、1位の秋田県の正答率「69.33%」と23位の長野県の正答率「63.67%」とわずかな差でしかありません。それだけ公教育の差は少なくなってきているので良し悪しは局所的に見ていかないと難しくなっていますね。

まあ、かつて「信濃教育」で名を馳せた栄光は…という感じではありますが、教育文化とは積み重ねです。子供たちにしっかりと教養を身につけさせるという信濃教育の精神は一長一短で浸透できるものではありませんので、私は、その点を評価するとともにこれからの学力向上は、オンラインで補完できる時代ですのであまり気にしていません。それに御代田町の小学生達は、近隣地域の子供たちと比べても品行方正という声が耳に入ってきます。

物件を決めるときは「生活圏マップ」をつくろう

移住は、自身や家族のライフスタイルにあった生活圏に居を構えるのが成功の秘訣。移住候補地が決まれば、最初に生活圏マップを作成し、徒歩15~20分圏内、車で20~30分圏内を精査することをおすすめします。

生活圏マップ:徒歩エリア

編集長の移住先:生活圏マップ:徒歩エリア

近い将来、保育園や小学校に子供を通わせることになる子育て世帯にとって子供を遊ばせる場所が住居の近くにあるのは、かなりの有力材料。加えて、子供が急な病気にかかった際に、すぐに見てもらえるクリニックや病院が徒歩圏にあるのも重要です。

コンビニまで徒歩4分、小児科のクリニックが隣の区画にあり徒歩3分、テニスコート、サッカーグラウンド、野球場を併設している4万5千㎡もの広さのある公園、児童館・小学校まで徒歩6~7分と徒歩圏のロケーションは、120%満足いく立地でした。

生活圏マップ:車移動エリア

編集長の移住先:生活圏マップ:車移動エリア

車移動が大半の地方で重要なのが、車移動で20~30分圏内の導線です。この範囲内で日常生活の大半をまかなえるのが理想。頻繁に訪れることになるスーパーやドラッグストアなどは、10分以内にあれば最高です。

御代田町は、主要ターミナルである佐久平駅・軽井沢駅までそれぞれ、15分・20分くらいです。佐久平駅・軽井沢駅から新幹線で東京駅まで70~80分なので、片道約2時間程度で都内近郊まで行くことができます。

複数あるショッピングモールには、自宅からほぼ同じ移動時間でアクセス出来るので、買い物のマンネリ化を軽減できています。

子育て的なメリットとしては、思い立ったらすぐにスキー場に行くこともできます。川遊びも近所で可能なようなので、四季を通じて屋外でのびのびと子供を遊ばせることができます。

生活圏マップ作成にはGoogle マップが最適

興味のある物件を購入するべきか?それを決めるのは人それぞれの価値観によりますが、子育て世帯は、周辺環境や施設も物件と同じくらい重要です。その意味を含めて生活圏マップを作成するのは、移住先での生活をイメージするにも大いに役に立ちます。

ただ、周辺を実際に散策してじっくり調査というわけにもいきませんのでGoogleマップを活用して手軽に作成するのをおすすめします。

Googleマップで周辺のコンビニを検索

Googleマップで周辺のコンビニを検索

スマホのGoogleマップで物件近隣の地を地図の中心に位置させて、「コンビニエンスストア」と音声検索してみると周辺のコンビニエンスストアの分布が一目でわかります。私のようにわざわざドキュメントに落とし込まなくても、スマホに表示される内容をスクリーンショットで保存しておくだけでもよいと思います。

移住先に御代田町を選んだ理由のまとめ

伊豆高原移住で学んだ経験を基にさまざまなデータを判断材料をして、子育て移住の候補地を「軽井沢エリア」に決めました。ノマドワーカーなので仕事はどこでもできますが、月に数回は、東京や横浜のクライアント先へ打合せや取材に出向きますので、東京へのアクセス時間がドアツードアで2時間以内というのが物理的な条件でした。まずこれを満たし、かつ子育て環境を踏まえると長野県の軽井沢エリアがベストな選択であったと思います。

加えて、長野県は移住先としては、かなり人気エリアです。トップランキングになる相応の理由があるのでしょうから、そういった点も考慮に入れました。

そして、私が、軽井沢エリアの中で御代田町を選んだ理由は…

「一番最初に仲介業者に紹介してもらった御代田町の物件の生活圏マップが想定以上に充実していました。なので、他の物件をひとつも見ることなく即決しました。」

TURNS (ターンズ) 16

※このページの内容は2019年に制作した下記記事を再編集したものです。

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